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よんで、あじわって、かく。

「みんなの密教」

白川 密成 著

 

めっちゃわかりやすかったです!

空海さんの言葉を、白川さん自身の言葉で話してくれるからこそ、わかりやすいんだろうなぁと思いました。

 

わたしには、

 

 <胎蔵曼荼羅

 「受精」直後からの細胞分裂

 

 <金剛界曼荼羅

 各臓器の配置が決まった「胎児」の図

 

みたいにみえました。

 

大日如来」は、神経というかニューロンというか、「つなぐ」「つながる」「つたう」「つたわる」みたいなふるまいの総称、みたいな感じがしました。

 

 

曼荼羅」=「妊娠~出産」を図で表現したもの、と仮定します。

 

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男性の体であっただろう空海さんは、妊娠や出産の経験がない、と思われます。

では、どうして図にまとめられたのか?

 

子ども時代の空海さんは、周囲の女性たちや子どもたちから話を「きく」「おそわる」、そして「みる」などをしていたのかもしれません。

 

やがて空海さんは、一人の沙門(出家修行者)から密教を教わります。

密教の大本は、ブッダさんです。

 

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ブッダさんが言いたいことは、

 

「母の体から外に出た(産まれた)瞬間、周囲にある価値観や観念なんかを自動取り込みしちゃうんだよね。それらは体の動きに組み込まれ無意識化する。ここで脳が「周囲から取り込んだ価値観や観念」=「自我」だと勘違いしちゃう。なので、今の自分が持っている「価値観」「観念」なんかを洗い出し、時代や社会に合わせて取捨選択する。そうやって増やしたり減らしたりしていった先に、『母の体から外に出る(産まれる)』ような体感が得られる瞬間がくる。そこまで到達したら『さとる』っていうことにするよ。産まれた瞬間は人それぞれだから、誰にも教えられない。自分でやるしかない。自分のやり方で、自分のペースでやるといいよ。無理すると壊れるかもしれないから気をつけてね」

 

みたいなことだと仮定します。

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ふと、空海さんは思いました。

「ということは出産前、母のお腹にいたときってどうなってるの?」と。

そこで思い出したのが、女性や子どもたちから伝授された言葉たち。

 

ブッダさんの教えが広まれば、人々の気持ちも安らかになって、喧嘩しなくなると思う。とすると、出産より前、母のお腹にいたころまでさかのぼれば、ブッダさんの教えをもっとわかりやすくできるかも。だれもがみんな、「母の胎内から産まれた」存在。どこにいても、どんな人にも共通する「経験」を共有できれば、争ったりしなくてよくなるんじゃないかな。そうだといいな! よし、がんばろう!!」

 

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という感じで、空海さんはめちゃくちゃがんばった、かもしれないなぁと思いました。

すばらしいですね、空海さんのブッダさん推し!!

 

ブッダさん、というと、涅槃。

自我を「ほどく(解く)」。

そして「まとう(纏う)」。

これを1セットとして、常にやり続ける。

解纏(かいてん)を高速化できれば、自我がほぼ「ない」状態になる。

この状態が「涅槃」、かなぁ?

 

 

さて、空海さん(男)から曼荼羅(女、子)が出ました。

「男」で、空海さんとイメージがかぶるのは『生命とリズム(三木 成夫 著)』。いつか再読しよう。

「女」から「男」「子」が出てくる、というと「BL」……いや、「オメガバース」かな? 漫画で読んだことはあるけれど、どうもよくわからなかったんで、小説で再チャレンジしよう。

「子」は、機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ、かな。