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よんで、あじわって、かく。

『ムーミン谷の彗星』

トーベ・ヤンソン

下村 隆一 訳

 

 

うん、「自然数2」がわかった、きがする。

 

あー、とすると

1週目は「1」とはカウントしないで「0」にしておいて

2週目で「自然数1」、

3週目で「自然数2」、かな。

 

「数え年」でなくて「満年齢」みたいな?

 

ってことは

10週目までやれば「自然数9」がわかる、かも?

 

 

 

 

 

思い出した。

小さい頃、近所の子たちと遊んでいて

わたしより小さい女の子がいて、とてもかわいかった。

「いもうと」みたいにおもってた、のかな?

 

その子が、Tちゃんが、ある日、

穴に落ちて、川まで流されて、亡くなった。

 

それをきいたとき、わたしは、

そのときのTちゃんのことを、おもった……じゃなくて

Tちゃんが、なにをかんじて、なにをおもったのか、を想像した、のかな?

それとも、Tちゃんが、おしえてくれたんだろうか?

 

「くらいあな」に「おちる」して

「あかるいところ」に「でる」、までで、「とまる」になった。

 

穴の先は、ちょっとした滝みたいになってる。

流されたTちゃんは、そこから、飛び出て、

空を、みた、のかもしれない。

 

永遠みたいな、一瞬の。

 

 

 

あー……そうか。

わかった。

 

わたしは、すごく、「かなしい」だったんだ。

 

「かなしい」になる前に、

ばらばらになったから

泣くこともできなかった。

 

ようやく、涙が出た。

 

 

わたしは、Tちゃんを、ずっと、とじこめていたのかもしれない。

『呪術廻戦』の里香ちゃんみたいに。

ごめんね。

 

 

ああ、そっか。

ばらばらになってしまって

「かなしい」がわからなくなる「自分」に対して

むかむかしてて

「おこる」をしたかったんだ。

 

 

Tちゃん、ありがとう。

ようやくわかったよ。